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香川インプラントセンター たくま歯科医院

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ショートインプラントやザイゴマインプラントのご紹介

現在、一般的なインプラントの長さは8.5~16mmぐらいの範囲に収束されています。そして、インプラント体のデザインや表面性状の改良により骨との結合力がアップし、不必要な長さのインプラントの使用は避けられる傾向にあります。さらに最近では6~7mm以下の長さのインプラントでも問題ないという‘ショートインプラント’という概念がでてきました。文献からの報告が増えるにつれて、各メーカーから6~7mmの長さのインプラントの開発が進んでいます。下図は‘ショートインプラント’が有効な適応部位を示します。例えば、上顎臼歯部においてはサイナスリフトなどの骨移植が避けられるといったようなメリットが生まれます。

6~7mmのショートインプラント

ショートインプラントの適応部位

ただ男性などで咬合力の強い方は、どうしても短いインプラントでは予後に不安を感じるケースがあります。その場合は一般的に、骨がある所を探して ‘傾斜埋入’というテクニックで埋入するか、骨が足りない部分に骨移植を行ってからインプラントを埋入するかのどちらかを選択することになります。下図はall-on-4タイプの‘傾斜埋入’とサイナスリフト(上顎洞に骨移植)を行いインプラントを埋入するケースを示す模式図です。

All-on-4タイプ傾斜埋入

サイナスリフト+インプラント埋入

また、高度に歯槽骨が吸収したケースでは解剖学的限界を最大限度に利用する‘ザイゴマインプラント’があります。和名で頬骨インプラントと言われ、頬骨を利用するために30.0~52.5mmとロングサイズのインプラントを埋入します。高度な手術技術を要するために、ほとんどの歯科医院では対応不可能です。当医院ではさまざまなインプラント手術法に対応可能ですので、遠慮なくご相談下さい。

矢印で示した部分がザイゴマインプラントです。

ザイゴマインプラント手術の実際

(1)かかりつけ歯科医院の先生から、右上しか歯が残っていないのでかみ合わせのバランスが悪く、上顎の入れ歯の安定しないということでインプラント手術のご紹介を受けました。

(2)インプラント治療計画のためにCT撮影を行いました。前歯部分などで骨のあるところで約8mmの長さのインプラント体が入るものの、奥歯の部分では骨の高さは約1mmでした。咬合力をしっかりと受け止めるだけのインプラント治療を行うには上顎洞(副鼻腔)の中に骨移植が必要となる状態です。ただ、患者様と話合いの結果、治療期間の短縮と安定した既存骨を活用するザイゴマインプラント治療を計画しました。

(3)模型診査からはかなりの骨の吸収量が確認できます。最終的に標準的な長さの歯を得るには、かなりの骨移植を行うか、もしくは最終上部構造物を人工歯肉付きで仕上げるのかのどちらかの選択をする必要があります。かかりつけ歯科医と患者様との話し合いの結果、外科的侵襲(術後の腫れなど)を最小限度に抑えるために大きな骨移植という選択肢は避け、人工歯肉付き最終上部構造物を計画しました。

(4)【埋入手術中】骨の厚みがない部分では、すでに上顎洞粘膜が露出している部分があります。ザイゴマインプラント埋入に先立ち、上顎洞の側面を適切に開窓していきます。

すでに上顎洞粘膜が露出している部分

上顎洞の開窓部分

(5)【埋入手術中】上顎洞の粘膜を保護しながら開窓し、ザイゴマインプラントを埋入しました。骨質が硬い頬骨にしっかりと維持を求めるために、初期固定は良好です。

45mmのザイゴマインプラント(通常のインプラントは長径8.5mm~18mm)

(6)埋入手術後のレントゲン写真です。ご覧になりお分かりいただけると思いますが、通常のインプラントの4~5倍の長さがあるために、取り回しが難しく、それゆえに一般的な歯科医院ではなかなか対応の難しいインプラントシステムです。当院では、使い方によってはとても有効な治療方法だと考えております。コンビネーション治療としてAll-on-4(オール・オン・フォー)などの即時負荷インプラント手術においても、しばしば使用されます。

(7)インプラント配置後の口腔内と固定式人工歯(上部構造)

※副産物として、かみ合わせが修正されたことにより、顔の歪みも修正されました。